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【会社員→フリーランス】年長の6月に退職!理由とこれからのために準備したこと

まいにち

先日、6月末をもって約11年勤務した会社を退職しました。5月中旬に最終出勤日を迎え、その後は有給休暇を完全消化。今は徐々に新しいライフスタイルに慣れてきたところです。
今年度、わが家の娘は5歳児クラス。いったいなぜ、年長の春というタイミングで退職したのか?
この記事ではその理由や、これから先のために準備したことをご紹介します。

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「小1の壁」対策って、入学直前でいいのか??

環境の変化が苦手な娘。
乳児クラスでは毎朝登園のたびにギャン泣きし、いまだに先生たちには「娘ちゃんより泣く子は今年もいませんでしたよ」と笑い話にされるほどでした(笑)
そして、この傾向は年長となった今に至るまでずっと続いていて、進級・行事の準備など環境に変化がある時には腹痛や体調不良を訴えることが多いです。

小学生になる時、小学校+学童というダブルの環境変化を経験させるしかないのだろうか?
これは、毎日仕事と育児に追われる中でずっと私の中にあったモヤモヤでした。
「今はみんなやってるから大丈夫」「学童も結構楽しいよ」と言われるたびに、そして学校現場に関するニュースを目にするたびに、我が家はどうしたいのか自問自答する日々。

世間のスタンダードに惑わされず、自分(と夫)が親として後悔のない選択をしたい。
そこで夫婦で話し合い、我が家では以下の3つの策を立てました。

1.年長のうちに会社を退職し、自由な時間を捻出する
2.しかし何か仕事はしていたいので、フリーランスに転向する
3.何かあった時のために、資格を取得しておく

1.にはプラスαの理由があり、実は小1のうちに夫が海外転勤となる予定です。(まだ未確定ですが)
家族3人で行くことは決めているので、今後もずっと日本で暮らせる保証は無し。
娘はいつまで家族で旅行してくれるかな?実家の両親はいつまで元気に動けるだろう?
そして、小学校に上がったら好きなタイミングで休むのは難しくなるのでは?
いろいろと考えた時に、今の我が家に必要なのは「お金」よりも「時間」でした。
だからこそ、年長の今から時間を作りたいと考えたわけです。

「お金」よりも「時間」を選んでやっていけるどうか、夜な夜な夫婦で貯蓄や家計の見直しをしました。今は節約術を研究中です…

全て自分次第のフリーランスになることで、時間を手に入れる

ただし、私は働くのが大好きでした(笑)
営業や広報の仕事も楽しかったですし、大型プロジェクトのリーダーを務めたことも。

だからこそ、「小1の壁」や「夫の海外転勤」を理由に働くことを諦めたいとは思いませんでした。
そこで考えたのがフリーランスへの転向。書くこと・発信することが好きだったので、まずはライターとしてその一歩を踏み出してみることにしました。

「開業届」を税務署に提出して、個人事業主=フリーランスになる。
これは保育園継続のためにも欠かせません。(単なる退職では保育園に通えなくなってしまうので)
まずは市役所の保育課にメールで連絡を取り、手続きや提出書類について入念に下調べを重ねました。
同時に、会社で働きながら少しずつライターの案件にも取り組み、新しい仕事の感覚をリサーチ。
「これならいけるぞ!」と思ったところで夫にも相談し、その後会社に退職の意思を伝えました。

今は自分で仕事を調整できるので、好きなタイミングで実家に帰省したり、娘と2人で出かけたり。
収入はぐんと減りましたが、会社員時代には手に入れられなかった「時間」が生まれました。
この働き方であれば、海外に行っても続けられそうということも自信につながっています。

収入が減ったぶんは、家計や日々の生活を見直すことで少しでもカバーするようにしています。
会社員時代には、疲れているとすぐにお惣菜・外食をチョイス。家の中も荒れ放題(笑)でしたが、今は家族が好きなメニューを作り、家を整える時間の余裕ができました。

独学で保育士試験に一発合格!働きに出られる安心感をGET

とはいえ、フリーランスはやはり不安定。
特にライターという仕事は、個人的にはAIにどんどん淘汰されてしまうものだと思っています。

様々な可能性を想定して、またもう一度どこかに働きに出たいと思った時に、私は何がしたいか?
自分の人生を棚卸しして考えた時に出てきたのが、「子供にかかわる仕事がしてみたい」という思いでした。

親族に教員が多く、「子供」「教育」は昔から身近な存在。学生時代には、保育園や小児病棟でのボランティアをしていました。

そこで、取得できる条件がそろっていた保育士資格にチャレンジ。会社で働きながら4か月独学で勉強し、無事に一発で合格することができました。
試験に臨んだのは、今から約3年前。「小学校入学までには退職するかも」とまだ漠然と考えていた頃でした。
結果として、この時資格を取っていたことがフリーランスを選択する時の安心材料に。今は資格を活かした仕事には就いていませんが、何かあったら働きに出られる・やってみたかった仕事にチャレンジできる権利があることは心理的にも余裕が持てます。

年明けに入院することになった時は、病棟保育士さんにとてもお世話になりました!

「会社員からフリーランスに転向したいが迷っている」「いつかやってみたいけど、今はまだ…」という人は、自分の安心感のためにまずは何か資格を取っておくのも良いかもしれません。

今後は、海外帯同に備えた英語の勉強と併せて、教員資格認定試験などにも挑戦してみたいなと考えています!

保育園のうちに退職したからこそできたこと

会社の始業時刻に縛られなくなったらまずやりたかったこと、それは「保育園までの片道1.5kmを、自転車ではなく徒歩で行くこと」でした。

何でもないことのように感じられるかもしれませんが、送迎も娘のお世話もワンオペで常に時間に追われていた私にとっては、夢のような道のり。

お母さん、草に朝露がついてるよ。
自転車で大急ぎだった時には見えなかったね!

初日に道端にしゃがんだ娘が笑顔で言った、何気ないひとこと。すごくぐっときました…。

ほかにも、平日ディズニーや土日はチケットが取りにくいスポットにもちょくちょく行っています。
小学生になったら、きっとまた別の意味で時間に追われたり、勉強や友達関係で悩むことも出てくるはず。
無垢で純粋で自由な保育園児の、限られた時間。卒園までの残り9か月を、ゆったりのんびり一緒に楽しめたらいいなと思っています。

まとめ

ワーママも専業主婦も、誰もが頑張っています。
どんな選択をしても、その家族が幸せな日々を過ごせること。そして、手が足りないところは誰かが補える社会であることを、心から祈っています。
今回もお読みいただきありがとうございました!

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