夏休みの旅行先として、北海道に行く!という方も多いのではないでしょうか。
今回は、札幌生まれ札幌育ち・毎年3回は子連れで帰省している私がぜひおすすめしたい、札幌市東区の「モエレ沼公園」についてご紹介します!
都会と思われがちな札幌市内で、北海道らしい自然を存分に満喫してみませんか?
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モエレ沼公園で、子供と一緒に「アート」に触れよう!
モエレ沼公園は、よくある公園のイメージとは全く違う“アートな公園”です。
その理由は、世界的に有名な彫刻家であるイサム・ノグチさんが手がけた公園だから。

有名な「ガラスのピラミッド」はもちろん、遊具も山もここでしか見られないようなデザインで作られています。
実はもともとゴミ処理場の跡地だったこの公園。今では札幌市民の憩いの場として、多くの方々に愛されているんです。

一つ一つの設計が凝っていて、子供も大人も興味津々。
北海道ならではの広大な敷地で、アートな雰囲気を味わいながら自然を満喫することができる公園です。
夏の北海道を感じるなら、モエレ沼で親子レンタサイクル!
そんなモエレ沼でぜひおすすめしたいアクティビティが、レンタサイクルです!

レンタサイクル | モエレ沼公園-イサム・ノグチ設計
モエレ沼のレンタサイクルの良いところは、何と言っても「電動あり」「子乗せあり」「子供用あり」ということ。
本州の暑さではなかなか子供を自転車に乗せられない…と悩んでいる方も多いはず。
最近は暑い日も多い札幌ですが、特に朝~午前中の体感はやはり本州とは圧倒的に違います。
北海道の心地よい風を感じながら家族で自転車を漕ぐ経験は、素敵な思い出になること間違いなしです!

普通車は車輪が少し小さめの20インチ。大人も子供も同じ大きさです。(※補助輪は無し)
普段14インチの子供用自転車に乗っている娘(身長115センチ)も、すぐに乗ることができました!
まだ一人で漕ぐのが難しいお子さんには、子乗せ自転車がおすすめ。
もちろんヘルメットも貸し出してくれるので安心です。
車で来る札幌市民の中には、子供の自転車だけ車に積んで持って来て、大人は自分のぶんをレンタルしたり、下の子を乗せるために子乗せ自転車をレンタルしている方の姿も。
貸し出しカウンターでは、「土日・繫忙日は最長2時間・延長不可」との説明がありました。
また、HPでは「未就学児は無料」との記載があったものの、係の人にはあまり周知されていない様子?
料金を支払うように言われたので、娘の保険証を見せて「無料になりますよね?」と話したところ無料にしてもらえました。
身分証は大人も子供も必須です!

モエレ沼公園の外周は、およそ3.75km。
自転車に乗れるようになって半年弱の5歳児でも、20分ちょっとで1周できました。
坂道はゼロではありませんが、いつも電動自転車しか使わない私でも普通自転車でスイスイ行ける程度。もちろん娘もなんなくクリアでした。
急ではない下り坂を下りながら感じる風は最高!!
道幅も広く、安心してサイクリングを楽しむことができます。

旅行で訪れる方はもちろん、おすすめしたいのは我が家のような帰省ファミリー。
「たまにしか来ないおじいちゃんの家で自転車を買うのはちょっと…」と感じている方、多いですよね。(我が家がまさしくそうでした)
モエレ沼なら家族全員でサイクリングできる設備が整っているので、いつもと違うお出かけ先としておすすめです。
我が家は6月下旬の土曜・10時ごろに行きましたが、ほとんどの自転車が残っていました。
混雑したとしても、2時間返却ルールがあるので時間を調整すれば全く乗れないということはなさそう。
ちなみにこの日は30℃でしたが、風が気持ちよく、水分補給しながら快適にサイクリングが楽しめました!
モエレビーチは改修中。でも9月まで水遊びOKな場所が!
自転車を楽しんだ後には、遊具で遊んだり山に登ったりとアクティビティが盛りだくさん。

そして暑い時期におすすめなのが、水遊びです。
モエレ沼公園には「モエレビーチ」という浅いじゃぶじゃぶ池のような場所があり、定番の水遊びスポットとして知られています。

ただし残念ながら、改修工事のため2025年7月末に今年の開放は終了してしまいました。
モエレビーチの開放終了について | モエレ沼公園-イサム・ノグチ設計
でも大丈夫!園内にはもう一つ水遊びスポットがあります。

それがこちらの「アクアプラザ」。
「モエレビーチ」が有名すぎて、こちらの存在を知らない札幌市民も意外と多いです(笑)
今年は2025年9月15日(月・祝)まで、10時~16時まで毎日営業中。
水深が浅く、大人も座って足を水につけることができるので、家族みんなで涼みに行ってみてはいかがでしょうか。
モエレ沼へは車かバスが便利◎アクティビティ別・おすすめ駐車場
アクセス | モエレ沼公園-イサム・ノグチ設計
札幌市街地からは、車で約30分。
公園周辺は渋滞が少ないエリアなので、レンタカーで旅行している方はそのまま行ってOKです。
また、地下鉄やJRの駅からは公園行きのバスが出ています。
札幌は、基本的に札幌駅からどこでもアクセスがしやすい交通網が敷かれている街。交通機関での移動の場合は、時刻表を確認してちょうど良いバスがある駅に向かうと良いと思います!

アクティビティ別のおすすめ駐車場&バス停は以下の通りです。
【アクティビティ】 | 【駐車場】 | 【バス停】 |
レンタサイクル | P1(1,200台) | モエレ沼公園 orモエレ沼公園東口 |
ガラスのピラミッド・モエレ山・モエレビーチ・アクアプラザ・サクラの森(遊具エリア) | P2(100台) ※狭いため混雑しやすい。P1の利用も選択肢に。 | 同上 |
テトラマウンド・ プレイマウンテン | P4(100台) | モエレ沼公園西口 |

とにかく広い!モエレ沼に行く時の注意点
最後に、モエレ沼公園に行くなら気を付けてほしいポイントを3つご紹介します。

①運動靴必須。水遊びもするならマリンシューズがあると安心◎
兎にも角にも、広大な公園。レンタサイクルを借りたとしても、かなり歩くことは間違いないです。
そのため必ず運動靴で行くことをおすすめします。
また、水遊びスポットの地面は少しゴツゴツ気味。小さい子供がつまづくのが心配であれば、マリンシューズがあれば安心です。

②ベンチが意外と少ない!レジャーシートの用意を
実はイスがあまりないモエレ沼。やっとベンチを発見!と思ったら、鳥のフンまみれ…ということもよくあります。
もちろん芝生は広いので、その上に座るなら場所には困りません。
気になる方はレジャーシートを用意しておくのをおすすめします。
③カラスに要注意!お弁当・テイクアウトはしっかり管理して
いつ行ってもカラスが多いモエレ沼。そして北海道のカラスはとにかく大きいんです…
レジャーシートや自転車のカゴにあったお弁当を持って行かれてしまった方を、これまでに何度も見ました。
せっかくの楽しい休日、食事の管理にはぜひ注意してくださいね。

まとめ
我が家の娘はすっかりモエレ沼のリピーター。「あんな公園が近所にもあればいいのに!」といつも言っています(笑)
「夏休みに札幌に行くけど、市内で子供が楽しめるところって意外と少ない?」
「お盆に実家に帰ったら、子供をどこに連れて行こう…」
そんなお悩みを抱える方のヒントになれば嬉しいです。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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